今回は、Netflixで独占配信中の映画「ザ・ファイブ・ブラッズ」についてご紹介します。
戦争ドラマ好きを公言するスパイク・リー監督渾身の作品です。
人種差別を主なテーマとして追い続けてきたリー監督ならではの「ベトナム戦争」とは?
ベトナム戦争から現代アメリカ社会につながる問題に鋭いメスを入れる作品になっています。
巧妙にいくつもの歴史的背景やアメリカ現代史に関わるテーマが盛り込まれており、セリフの意味や登場人物がとった行動の意味が分からないという方も多かったのではないでしょうか?
この記事では、「ザ・ファイブ・ブラッズ」のレビューとともに、その歴史的背景から読み解いて皆さんにご紹介したいと思います!

「ザ・ファイブ・ブラッズ」作品概要
タイトル | ザ・ファイブ・ブラッズ |
原題 | Da 5 Bloods |
公開年 | 2020年 |
制作国 | アメリカ |
時間 | 154分 |
監督 | スパイク・リー |
脚本 | ダニー・ビルソン、ポール・デ・メオ、ケビン・ウィルモット、スパイク・リー |
キャスト | デルロイ・リンドー、ジョナサン・メイジャーズ、クラーク・ピータース、ノーム・ルイス、イザイア・ウィットロック・Jr、チャドウィック・ボーズマン |
作品概要 | スパイク・リー監督が、ベトナム戦争をテーマにすえたNetflixオリジナル映画。仲間の遺骨とジャングルに隠した金塊を探すためベトナムを再訪した4人のアフリカン・アメリカンの退役軍人が見たものとは!? 『マルコムX』のデルロイ・リンドー、『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンらが出演。(Netflix公式) |
事前に知っておきたい歴史的背景

現代まで残るベトナム戦争の爪あと
この映画の舞台は現代のベトナム。
登場人物たちは皆、ベトナム戦争によって人生に大きな影響を受けています。
ベトナム戦争の影響からいまだに抜け出せていないのは、現代のベトナム、そこに住む人々も同じです。
劇中ではその象徴として、次のようなシーンが描かれています。
- 親がアメリカ軍に殺されたとブラッズたちに喧嘩を売るベトナム人
- ジャングルの中には今もまだ多数残されている地雷(地雷除去のボランティアが来るほど)
- アメリカ人男性とベトナム人女性との混血児が、戦後現地に残されている
例えば、物語の後半で出てくる地雷。
「いやいや、戦争から50年もたって、さすがにもう残ってないでしょう!?」
と思った方はいないでしょうか?
残念ながら、まだ残っているんです。
現在のベトナムでも、まだ60万トンから80万トンの地雷・不発弾が地下に眠っていると言われています。
いまだに地雷のせいで命を落としている人々がいます。
もう一つは、ベトナム戦争孤児。
アメリカ軍男性と現地ベトナム人女性との間に生まれた混血児は10万人ほどいると言われています。
劇中で出てきたティエンの娘もそうでしたね。
そのほかにも、アメリカ軍が散布した枯葉剤によって障害を持った子供が生まれたり、その後遺症に苦しむ人々がいたりなど、ベトナム戦争が残した爪痕はまだまだあります。
このように50年たった今でもまだ、ベトナム戦争の爪痕が消えていないんですね。
ベトナム戦争をテーマとした他の映画では、戦争の後遺症に悩まされるアメリカ人を描くことが多いです。
ですがこの映画はベトナム戦争が、現地ベトナムとそこに暮らす人々にどんな問題を残したのかが、はっきりと描かれています。
- そもそも、なぜこんな悲惨な戦争が起こったのか?
- どうしてアメリカが深く関わっているのか?
ベトナム戦争についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。

アメリカでの黒人差別撤廃を求めた公民権運動の影響
当時のアメリカ社会では、黒人に対する差別が色濃く残っていました。
ベトナム戦争の兵士の30%以上はアフリカ系アメリカ人だと言われています。
当時、アメリカ人口のたった10%程度しかいなかったにも関わらずです。
徴兵制であったはずなんですが、この事実だけでも黒人差別がいかに根深いのかわかりますよね。
そもそも、1950年代のアメリカでは、黒人は選挙権をはじめとして基本的人権すら認められていませんでした。
1955年になって、キング牧師が中心となって黒人たちが立ち上がり、1960年代にかけて基本的人権を要求する公民権運動が活発に行われていました。
この運動の特徴として、ガンディーの影響を受け非暴力主義による黒人の権利獲得を目指すものでした。
キング牧師は当時、アメリカが介入しているベトナム戦争に対しても否定的で、即刻中止することを求めていました。
1960年代半ば、公民権法や投票権法の制定によってようやく基本的人権が認められ、公民権運動は一定の成果を収めます。
しかし、1968年にキング牧師が暗殺されてしまいます。
法律によって黒人の権利が認められるにようになったものの、すぐに差別がなくなるわけではありません。
市民の間での差別はまだ依然として残り、貧富の格差など、現実にはまだまだ問題が山積みでした。
このような状況から「ザ・ファイブ・ブラッズ」のオープニングシーンにつながっています。
- そもそも、なぜアメリカで黒人差別が根強いのか?
- 差別撤廃や権利の獲得のためにどのような運動がされてきたのか?
現代アメリカ情勢 ~BLMとは
映画の終盤、エディの取り分として、Black Lives Matterに関連すると思われる団体へ資金提供される場面がありましたね。
なかなか日本では取り上げられないですが、Black Lives Matterとは現代のアメリカで人種差別に抗議する運動の一つです。
SNSを通じて全世界に広がり、スポーツ界でも様々なアスリートからも支持されています。
この運動がなぜ今注目を集めているのでしょうか?
その理由は、やはりアメリカでの黒人差別の歴史に背景があります。
公民権運動で、黒人に対する基本的人権は獲得されました。
しかし、実社会での差別や貧富の差は残ったままで、今現在でも根本的な解決がなされていません。
ベトナム戦争中の1968年、キング牧師が暗殺され、差別撤廃のための運動は急速に衰退していきました。
その後は、黒人差別をきっかけにした暴動がたびたび発生したものの、以前のような大きな社会運動には至っていません。
2010年代となっても、白人警察官による黒人に対する不当な暴力事件がたびたび発生していました。
そんな中、そんな事件をきっかけにして、SNS上で「#BlackLivesMatter」というハッシュタグが拡散されはじめました。
実際にBLMがアメリカで大きな動きになったのは、2020年のジョージ・フロイド事件です。
アフリカ系アメリカ人であるジョージ・フロイドの逮捕中に、白人警察官が長時間にわたって首を押さえつけ、窒息死させてしまったのです。
これによって事件のあったミネソタ州ミネアポリスで大きな暴動が発生し、デモがアメリカ全土に広まりました。
同時に、SNS上で拡散され、全米を巻き込んだ運動となっていったのです。
「ザ・ファイブ・ブラッズ」のストーリー・あらすじ【ネタバレあり】

ベトナム帰還兵のポール、エディ、オーティス、メルヴィンはベトナムで50年ぶりに再会します。
当時の戦友ノーマンの遺骨と、彼と一緒に隠した金塊を見つけ出すことが目的でした。
ポールはベトナム戦争後、PTSDに悩まされており、心配した息子のデヴィッドもこっそりとついてきます。
デヴィッドも加えた5人で目的を果たすべくジャングルの奥地へ。
4人はそれぞれベトナム戦争によって人生を狂わされており、ポール同様過酷な旅路の中で、それぞれの苦しみと向き合うことになります。
やがて、5人はジャングルの奥地でようやくノーマンの遺骨と金塊を発見。
それが旅の終わりではなく、新たなトラブルのきっかけとなっていくのです。
<以下、ネタバレあり>
大量の金塊を発見したしたことで、仲間たちの間にいざこざが起こり始めます。
そしてジャングルの奥地で、地雷によってエディが死亡。
そこにフランス人の地雷撤去ボランティアやベトナム人のゲリラグループなどを巻き込み、金塊の争奪戦になっていきます。
ポールは金塊をもって単独でジャングルに逃げ込みますが、死の目前、死んだはずのノーマンと再会します。
実はポールは誤ってノーマンを銃撃してしまい、そのことによって長年PTSDで苦しんできたのです。
やがてオーティス、メルヴィン、デヴィッドは古い寺院に立てこもり、最後の戦いに臨みます。
ベトナム人ゲリラたちの背後には、実はジャングル捜索を手配してくれたフランス人でした。
多大な犠牲を払いながら最期の戦いに勝利し、オーティスとデヴィッドが生き残ります。
オーティスはベトナムに残した自身の娘と向き合います。
デヴィッドは父親の想いを知り、やがてその金塊は仲間たちのそれぞれ必要とする人たちに分け与えられます。
「ザ・ファイブ・ブラッズ」を理解するための小ネタ

オープニング映像
オープニングは、歴史上の映像がいくつもつなぎ合わされ、当時のアメリカの社会情勢、そしてベトナム戦争に突入していった背景について、いっきに視聴者にインプットする内容になっています。
ここでは、その膨大な量の映像について順番に解説していきます。
- ①モハメド・アリの懲役拒否
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1978年、モハメド・アリの徴兵拒否に関するインタビュー映像から映画が始まります。
当時、モハメド・アリは懲役を拒否し、世界王者をはく奪され、ライセンス停止、実刑判決まで受けました。
後年、実刑判決は取り消され、再度チャンピオンに返り咲くのですが、現役時代の大切な数年間をふいにしてしまったことは間違いありません。
- ②宇宙開発競争の激化
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続いてベトナム戦争での黒人兵士たちの映像が流れ、突然画面は月へのロケットの映像に代わります。
1969年、月に降り立ったニール・アームストロングの有名な言葉「これは小さな一歩だが、人類には偉大な飛躍だ」が流される一方で、ラルフ・アバーナシーによる「宇宙開発より貧民救済を」のプラカードの写真が映し出されます。
彼はキング牧師の後任者で南部キリスト教指導者会議の議長となった人です。
当時アメリカはソ連との宇宙開発競争に多くの予算をつぎ込んでいましたが、ベトナム戦争の出費と重なり、国内では多くの失業者が生まれていました。
- ③黒人差別への抗議活動
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1962年マルコムXのインタビュー「2000万人の黒人を戦争に駆り出し、綿畑で働かせて何の補償もしなければ国への忠義は薄れる」の発言。
同時に映し出される1968年メキシコオリンピックでの抗議パフォーマンス。
陸上男子200mの表彰式でアメリカ国歌が流れた瞬間、金メダルのトミー・スミスと、銅メダルのジョン・カーロスの二人が、黒い手袋を空に掲げました。
のちに「ブラック・パワー・サリュート」と呼ばれる黒人差別に抗議する行為です。
2人はこの後、アメリカ選手団から除名され、選手村からも追い出され、強制帰国させられました。
- ④ベトナム戦争の泥沼化
-
1970年のハーレムの様子、貧困にあえぐ黒人たちの様子が映し出されます。
続いて、ベトナムの戦場で兵士が地雷探知機をかける様子、反戦プラカードを掲げている市民の様子。
飛行機からベトナムのジャングルに枯葉剤が散布される実際の映像など、ベトナム戦争が泥沼化して反戦運動が広がってきた様子を示していると考えられます。
- ⑤反戦運動の広がり
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1970年、ケント州立大学乱射事件の4人の犠牲者、ジャクソン州立大学乱射事件での2人の犠牲者の映像。
この2つの事件は反戦運動を行う大学生に対して警察が銃撃を行い、実際に死傷者が出た事件です。
アメリカ全土でベトナム戦争への反戦意識や政府への不信感が爆発するきっかけとなった事件でした。
- ⑥南ベトナム政府による仏教弾圧
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1963年のT・Q・ドック焼身自殺、H・D・バン焼身自殺、この2つの事件の映像が流されます。
当時南ベトナムのゴ・ディン・ジエム大統領が行っていた仏教弾圧に対する僧侶たちの抗議活動でした。
ジエム大統領による独裁・専制などによりベトナム国内で反発が強まり、軍事クーデターの結果、暗殺されてしまいます。
ちなみに、当時のアメリカのケネディ大統領は、クーデター計画を事前に知りながら黙認したという報告もあります。
- ⑦民主党大会での政治的混乱
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1968年、ジョンソン大統領の次期大統領選挙への不出馬の公表、民主党大会での暴動の様子が映し出されます。
この時に暴動を扇動しようとした反戦活動家は、「シカゴ・セブン」と呼ばれています。
ちなみに、同じNetflixで独占配信されている「シカゴ7裁判」がこの裁判の様子を映画化しています。
- ⑧世界を動かした映像・写真
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1968年、「サイゴンでの処刑」は、テト攻勢で南ベトナム軍に捕まった士官の処刑の映像。
1972年、「戦争の恐怖」は、子供たちがナパーム弾の爆撃から泣きながら逃げ出す様子を写した写真。
別名「ナパーム弾の少女」という名前でも有名で、ベトナム戦争の象徴となりました。
どちらもビューリッツァー賞を受けており、世界に衝撃をもって伝えられ、反戦運動が活発化するきっかけにもなりました。
- ⑨アメリカの敗北
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1974年、ニクソン大統領の辞任会見の様子が移されます。
ベトナム戦争からの撤退を公約に掲げ、撤退を完了したニクソン大統領でしたが、その翌年、ウォーターゲート事件により辞任を余儀なくされます。
アメリカの撤退後、北ベトナムは勢いを増し、1975年4月29日、南ベトナムの首都サイゴンが陥落します。
ヘリコプターを海に落としているのは、空母のスペースが限られるため、他の脱出ヘリが着艦できるようにしているようです。
1975年以降、大量の亡命者がボートピープルとして難民となっています。
- ⑩1975年のサイゴンから現在のホーチミン市へ
-
ここから映画の物語がスタートします。
「地獄の黙示録」のオマージュ
スパイク・リー監督はフランシス・コッポラ監督の「地獄の黙示録」の大ファンで、この映画の中に数多くのオマージュが見られます。
例えば次のようなシーンです。
- 船で川を移動するシーンで、「ワルキューレの行進」が流れる
- バーの名前が「Apocalypse Now」(「地獄の黙示録」の原題。実際にサイゴンに存在するバー)
- 夕日が沈む中、ヘリコプターが表れるシーン

「ザ・ファイブ・ブラッズ」の評価・口コミ

レビューサイト 評価 | 総合評価 | 71.0 | |
国内 レビュー サイト | 国内総合評価 | 3.6 | |
Filmarks | 3.8 | ||
Yahoo!映画 | 3.5 | ||
映画.com | 3.5 | ||
海外 レビュー サイト | 海外総合評価 | 70.0 | |
IMDb | 6.5 | ||
METASCORE Metacritic | 82 | ||
TOMATOMETER RottenTomatoes | 5.8 | ||
TOMATOMETER RottenTomatoes | 92 |
国内よりも、海外レビューサイトで特に専門家の評価が比較的高いですね。
海外レビューサイトでは次のような評価がされています。
歴史的な不正義に焦点を当てるためには、大胆なエンターテイメントを通じて行われるのが一番です。
アメリカの偉大なスパイク・リー監督は、『Da 5 Bloods』でそれを確かに成し遂げています。
マックス・ワイス氏 Baltimore Magazine
監督・脚本・キャスト他

【監督】アメリカの黒人問題を鋭く指摘するスパイク・リー監督
スパイク・リー監督は、2015年にアカデミー賞名誉賞を受賞し、名実ともにハリウッドを代表する映画監督です。
長年、アフリカ系アメリカ人が受ける人種差別やアメリカ社会の課題について問題提起する映画を作り続けてきました。
「ザ・ファイブ・ブラッズ」は、ベトナム戦争を独自の視点で描いた、彼の代表作と言えるでしょう。
そんな監督ですが、長らく高い評価を受けながらも、アカデミー賞作品賞にノミネートされることがなく、たびたびアメリカ国内で議論になっていました。
2015年にようやくアカデミー賞名誉賞を受賞し、それに続いて「ブラック・クランズマン」でカンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞しました。
主な代表作としては次の作品が有名です。
- 「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989年)
- 「マルコムX」(1993年)
- 「ブラック・クランズマン」(2018年)
【キャスト】チャドウィック・ボーズマン、ジョナサン・メイジャーズなど有名人
ポール役のデルデルロイ・リンドーは、「マルコムX」など、スパイク・リー監督作品では数多く出演しています。
ポールの息子、デヴィッド役には、ジョナサン・メイジャーズ。
ノーマン役として、MCUシリーズで活躍したチャドウィック・ボーズマンが演じています。
本作はチャドウィック・ボーズマンの遺作ではないですが、病と闘いながらの撮影だったようです。
フランス人のデローシュ役には、ジャン・レノが演じているなど、かなりの豪華な俳優がキャスティングされています。
【音楽】ブラックミュージックの精神~ブラックミュージックアーティストたち
この映画には、ブラックミュージックの3つのアーティストが深くかかわっています。
一人目は、1960年代から1970年代に活躍したマーヴィン・ゲイです。
そもそもこの映画自体が、マーヴィン・ゲイのアルバム『ホワッツ・ゴーイング・オン(What’s Going On)』から多くの着想を得ているようです。
実は、この曲自体がベトナム戦争に対する反戦歌。
マーヴィン・ゲイは、ベトナム戦争に従軍した弟からの話をもとにこの曲を作曲しました。
このアルバム自体が戦争の悲惨さやベトナム帰還兵たちが日常に帰っていく冷酷な現実に対して、
「いったい何が起こっているんだ?」
と皆に問いかけるようなコンセプトだったのです。
実際に、このアルバムからは全9曲中6曲が何らかの形で使われています。
『ホワッツ・ゴーイング・オン(What’s Going On)』自体は、ポールが一人ジャングルの奥地に進んでいくシーンで流されています。

2つ目のグループは、1960年代に大ヒットしたテンプテーションズ。
主人公たちの5人の名前(ポール、オーティス、エディ、メルヴィン、デヴィッド)はテンプテーションのメンバーの名前と同じです。
最後にデヴィッドが合流するところまでが同じです。
3つ目のグループは、チェンバーズ・ブラザーズ。
テーマ曲に『タイム・ハズ・カム・トゥデイ(Time Has Come Today)』などが使われています。
ブラックミュージックへのリスペクトが随所にみられるのも、スパイク・リー監督ならではですね。
まとめ:スパイク・リー監督ならではのベトナム戦争観

「ザ・ファイブ・ブラッズ」について詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
一度見てよくわからなかった人も、これから見ようと思っている人もぜひ参考にしていただければ幸いです。
ベトナム戦争、人種差別など、歴史的なテーマに対して深く切り込んでいる作品なので、これを機会にぜひ同じテーマの他の作品もぜひ鑑賞してみてくださいね!
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